2014年8月21日木曜日

氷水をかぶる人とかぶらない人と

難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)への活動を寄付を募るために、最近よく見かけるようになったのが、Ice Bucket Challengeという活動。

海外のセレブなどが参加して、動画をアップしている。
以下のリンクは、NAVERまとめのリンク先。有名人の動画がまとめられている。
ALS Ice Bucket Challenge


最近は日本の有名人の参加動画がアップされている。

その流れの中で、武井荘さんが、こんなツイートをしている。 


それに対するヤンデル先生のツイートが、以下の通り。




武井壮さんのツイート、ヤンデル先生の見解に、ものすごく納得。

こういった企画は、まずは世間の人に対してアクションを仕掛けることが第一の目的。
より効率的に行うのなら、海外でのセレブ、日本でのタレント・芸能人が実行するのが一番。

じゃあ、セレブでもなく、知名度もない自分のような人間は、「こういったアクションに対して、どうすれば良いのか」ということを考えないとね
そして、できたら、考えた結果に基づいて、些細な事でも行動する。
そういうことじゃないかしらん。

安易にイベントを批判しちゃうと、大元の大切な問題まで批判することになりかねないから、注意が必要なんだよね。
きっと。


ということで、このイベントから、ふと気になってALS関係のネット上の記事をググって、面白かったのが、こちら。


地球で生きる宇宙飛行士――『宇宙兄弟』はなぜALSを描いたのか? 川口有美子×佐渡島庸平


漫画「宇宙兄弟」を知っていれば、より考えさせられる。
そうでなくても、ALSの患者さんについて、少し角度の違った視点で考えることができるようになる、非常に面白い内容でした。

よろしければ、ぜひ一読を。


追記

武井壮さんは、色々なことが「わかっている」人だなぁという印象です。
自分は、この動画がお気に入りの一つです。




2014年8月13日水曜日

どんな手段を使っても、コントロール出来たら勝ち


いつものヤンデル先生のツイート。

上記ツイートから始まる連続ツイートをまとめられているのが、次のリンク。

病理医ヤンデル先生による「アレルギーと免疫について」

「アレルギー」について、ヤンデル先生らしい切れ味のある説明。アレルギーのことを、わかっているつもりでも、ちょっと読んでみて損はない。
「アレルギーと免疫とステロイドって、一体どんな関係?」と聞かれると、相手によっては、なかなか説明が難しくなってしまう時がある。こういった切り口があるというのを知っていると、引き出しが一つ増えることになる。


「元々人間の体に備わっているシステムは、害がない。それを外部から操作するのは、問題がある」と信じ込みすぎると、落とし穴にはまりやすくなる

”コントロール不良に陥ったシステム”が問題になる病態がある。これに対しては、外部からの手助けを加えたほうが良い場合もある。


binaural-beat-digital-drug / digitalbob8

精神科でいえば、統合失調症に対する薬物療法が、それにあたる。
統合失調症の症状を陽性症状、陰性症状と分類することもある。これは、突然症状が現れたり、無くなったりするという意味ではない。
元々備わっている能力が、過剰に働いたり、上手く機能しなくなったりした状態と考えたほうがいい。つまり、脳の働きがコントロール不良になっていると考えてもいいだろう
実際の診療やスタッフなどへの教育の場面でも、そう説明している。
そこで、脳の働きを上手くコントロールできるようになるために、薬物療法として抗精神病薬を使う
自分も正直言って、抗精神病薬を使えば、どんな統合失調症の患者さんでも、症状が上手くコントロールできるとは思っていない。
でも、薬を使わずに、患者さん自身に「自分の力で、症状を抑えこんでみせろ」とは言えない。
だから、考えられる範囲でベストの薬の使い方を考える

その薬物療法を受け入れる決断するのは誰かといえば、患者さんと、その近しい人になる。治療は、患者さんのためであり、もう少し範囲を広げると、その近しい人のためになされるべきだから。

だから、最後になされた決断に、異論を挟むことはしない。それまでに、十分に意図を伝える努力が問われるだけなんだよね。




2014年8月11日月曜日

世にでるためには、戦略が必要



Twitterにおいても、アカウントのキャラの作り方は大切。特に公式のアカウントの人なんか、そうじゃないかと思う。
注意するべきは、短期間で人の注目を集めることを意識し過ぎること(炎上狙いは、論外)。場合によっては、その後の展開で苦労することもあるんじゃないかと。



「アナ雪」のエンディングを歌っている人が、今それで苦労しているような気がする。
「歌唱力があるから、多くの人に注目されれば、本人の実力が認められて売れるはず」という売る側には、そういった戦略があったように思える。
映画の主題歌は、これ以上無い素晴らしい一手だった。でも、その前の手順は悪手だった
「カラオケで高得点が出せる」というのは、「楽譜通りに、間違えずに歌うことができる」と解釈されて、「=歌が上手い」となりにくいし、「感動を与えられることは、別」というイメージも強い。

そうはいっても、映画の大ヒットで、主題歌として、ヒットすることができた。
しかし、あの曲自体も、「劇中歌」と「エンディング」では意味合いが異なることを解釈しないといけない、わりと立ち位置が難しい存在。おまけに「劇中歌」の評価も高いもの。
だからこそ、一旦微妙な評価がつき始めると、世間の評価のコントロールが余計に難しくなってしまった。

加えて、「感動」というキーワードがついて回ると、大衆は「それに相応しいストーリー」を求めるようになる。そうなると、直前の「カラオケの高得点」等の材料は、感動のストーリーとの相性が悪すぎる。
このあたりは、歌い手の責任ではないし、知名度がなければ大役も与えられなかっただろうから、どうしようもない部分があるけれど。


だから、売り出し側がヒットの直後からマイナスのイメージを払拭する対応を打ち出す必要があったはず。でも、安易にヒットに浮かれて、無策のままプロモーションしていたのが残念

世にでるためには、地道な努力か、先まで見越した戦略や対応か、その両方か、必要というわけだ。


facebook / English106


今は、誰もが当たり前のようにSNSを使う。SNSを使うということは、少なからず「世にでる」ということ。
でも、大抵の人は、そんなことを意識していない。まぁ、それでもいい。そういう時代だ。
ただ、多くの人に注目されたいという気持ちがあるのなら、多少は考えるものがあったほうがいいのかも。



2014年8月4日月曜日

「嘘でもポジティブ」、「悪い友達はダメ」



これを見て、ちょっと思ったこと。

前に「Facebookでいいね!をもらうために、パンか何かを買いに行く広告」というものがネタになっていた。
目的の勘違いが起こりやすいことに注意をすれば、SNSで得られる評価を、何かの行動を起こすきっかけにするのは悪くはない




ポジティブな行動をとるために、SNSという手段は便利な道具だ。
ただし、注意しておくべきポイントは、大きく二つ。

自分が必ずポジティブに使うこと

友達付き合いには気をつけること


ポジティブになることが目的。だから、少しでもいいから、嘘でもいいからポジティブに振る舞う
ちょっとでも、ネガティブな思いを外に出してしまったら、あっと言う間に暗黒面に堕ちる。それくらいの覚悟は必要。


友達付き合いに気をつけるというのは、「孟母三遷の教え」って言い換えてもいいかも。
自分が作り出している環境が、自分にとってどんなものなのか、きちんと判断することが大切。
「悪い友達と付き合っちゃダメ」という母ちゃんのセリフは、今の時代になって、ようやく正しい言葉になってきたのかもしれない。