2013年4月5日金曜日

精神科医療に向いている人


大学にいた時を振り返っても、「精神科の面白さを伝えて、精神科医になってもらうように働きかけていく」っていう発想がなかったような気がする。
せいぜい、実習中に見込みがありそうな医学生に「精神科も考えてみたら?」と声をかける程度で、「振り向かせる」ような気持ちは無かった。


「精神科医療に向いている人って何ですか?」と問われたら、「多様な価値観、考え方を認めることができる人」と答えるかな

こういったスタンスは、医療者になってから伸ばすことはできそう。でも、それがない人に、新しく教えこむっていうのは、かなり難しいんじゃないだろうか……


例えば、精神科の患者さんが、(一見)意味不明な言動をとっている状況があったとする。
それを見て、

「あぁ、何か患者さんの中で起こっているんだな?」って思う人もいるだろう。
逆に、「全然理解できないから、こういう人は見たくもない」って思う人もいるだろう。

人の心の感じ方、現れ方だから、どちらもありえるし、どちらがが間違っているもいえない

ただ、今までの感じ方と、全く反対の方向に、自然に思えることができるように教えこむことは難しいんじゃないかな。



silent diversity / DryHundredFear



それと、「自分とは違う価値観や考え方を認める」っていうことは、「否定をしない」ということでいいかもね。

「否定をしない」っていうのも、わりと難しいことだと思う。
また、それは、追々考えていくことにする。