2013年2月6日水曜日

ちょっとカチンときて、やってしまった


慢性期統合失調症の患者さんの診察。こういう場合、どうしても、診察は半ばパターン化されたやりとりの診察になってしまう。

ふとした思いつきレベルのきっかけで、「そのあたり、もう少し詳しく言える?」みたいな問いかけをしてみた。
これで、パターンをちょっとだけ崩れることになる。

案の定、患者さんは、混乱してなかなか返答ができなくなってしまった。

でも、これは、病状を考えると、しかたないことで。むしろ、治療目的がはっきりしないまま、質問をした医師のほうが悪い

ところが、傍らにいた看護スタッフが、「あんなことも、答えられないんですね」みたいな内容を言ってくる。


ちょっと、カチンときた



そこで、そのスタッフに、私からの質問。

「何故、あの人はあんな状態になったと思う?」

そこから始まって、「どうしてだと思う?」式の質問をたたみかけていった。




tony_question / betsyweber




そのスタッフは、当然のごとく、涙目になってしまった。

「患者さんが混乱したのは、そういうことだよね」と説明したかったけど、たぶん無理だと思って止めた。