2013年1月2日水曜日

ほこ×たての対決って、教育番組に昇華できるはずなんだけど

ほこ×たて「金属VSドリル」第6弾のかみ砕いた専門的解説書きました | はげあたま.org:

'via Blog this'


「ほこxたて」の「金属vsドリル」は、見逃さずに見てた。
対決の中でも、本当に面白くて、本当にくいるように見てました。


「ほこxたて」については、CMカットして、対決をドキュメンタリー仕立てにしたほうが面白くなるという意見を時々見かける。自分も、これには全くの同意。面白いに決まっているじゃない。

ただし、この編集バージョンを見て面白いと思える人は、どう考えても少数派。

番組制作側も、それはわかっているはず。でも、少なくともゴールデンタイムにやるような番組で、「こういった少数派には、とてつもなく受ける作品です」という企画意図を全面に押し出すことは難しいんだろうな。
ゴールデンタイムの番組は、大衆に見せることが至上命令だし。

深夜番組で面白くても、ゴールデン昇格した途端につまらなくなる理由の一つは、これなんだろうね。

ちなみに、最近テレビ番組が面白く無いのは、この思考パターンに陥ってしまって、「少数に受ける面白さを追求する」という価値観を全面に押し出せないまま、「面白さを追求して、それを番組に反映させる」技術が劣化したからじゃないかと思っている。

万人に受けるやり方を突き詰めていくと、万人に嫌わるという落とし穴をどう回避するか…… 
これは、思った以上に難しい。
「みんなに好かれようとする努力」よりも、「現時点で、好意をもってくれている人が、好きでいてくれる部分を伸ばす努力」の方が、勝算が高いことを知っている人は多いはず。
でも、この考え方を実践していくには、わりと勇気が必要。だから、なかなか行動に移せない。





Only You / Edwin Dalorzo





ほこxたて、に話を戻すと。
自分も、番組の中のタレントトークって、正直邪魔。でも、小難し気な話は嫌いという人を捕まえるためには、あのパートは必要不可欠になる。

一番の問題は、一般受けするところから、小難しいけれど面白いというところへの思考の導線が上手くできていないところ
対決の予想前には、学者さんの予想が入る。特にその部分の作りが、限りなく下手
むしろ、あの予想パートを削ったほうが、スッキリするような気がしてならない。
それくらい、番組のレベルを上げることができない一番の原因じゃないかと思う。(ゴールデンになってからしか見ていないんだけれど、深夜番組の時は、もう少し違っていたのかしらん。)

もう、「ほこxたて」の番組の中で、少数に受ける面白さを説明するのは諦めたほうがいいのかもしれない。
そうするのなら、対決内容について、ものすごく専門的な解説をする別番組を、その日の深夜枠にでも放送すればいいのに
本放送と解説番組をセットにしてDVD化すれば、購入層がある程度拡大するような気がするんだけれど、無理なのか?

『池上彰の ここが面白い「ほこxたて 対決」』という番組を本気で作ったら、ものすごい教育番組になるんじゃないだろうか。番組そのものの面白さとの相乗効果で、その分野にあこがれる人間を一定数生み出せるくらいの影響力さえ作れそうなんだが。(でんじろう先生の比じゃないと思うけどなぁ。)





ブログをまとめる段階で、検索したらDVDブックが見つかった orz
どうなんだろう、自分が期待しているのとは、ちょっと違う感じなんだけれどな。

「プロジェクトX」の感じでもいいんだけれど、やっぱり自分が見たいのは、「池上彰の解説」の方かもしれない。