2012年12月27日木曜日

説明の上手い薬剤師の人知りませんか?


Twitterのタイムラインを見ていて、ふと目に止まったつぶやき。



これの逆パターンも、興味がある。
「ここは、素人がこだわりがちだけど、適当にしても問題ない」と、常々プロが思っているポイントってあると思う。

自分の分野での例え話をすれば、
「先生が、朝食後に処方していたお薬、昼ごはんを食べた後に飲み忘れに気がついたんです。しかたなく、飲むのをとばしました」なんて、エ○リ○ァイを机の上に出されたりして。
こっちとしては、「いやいや、その薬なら、多少飲み遅れてもいいから、飲んでいて欲しかった」と思わざるをえない。





Prescription drugs and the elderley / University of Salford




こういった失敗を回避しようとすると、「薬の飲み方のポイントを丁寧に説明する」というありきたりな解答に落ち着いてしまうんだけれど。じゃあ、「ポイントを丁寧にって何?」って、考えると、これも難しい。


よっぽどシンプルな処方でない限り、複数の薬をのむ場合が多いから、そこには、”こだわる”飲み方と、”適当でもいい”飲み方の説明が交じり合ってしまう。
そこで、上手く薬を飲めるようになる説明をしようと思うと、とても煩雑なものになってしまう。

そうなると、丁寧な説明は、薬剤師の領分として、調剤薬局の現場でお任せしたいのが、正直なところ。

ただ、個人的な問題なんだけれど、この二つの問題をバランスよく説明できる薬剤師の人って、あんまり知らないんだよね。

何処かにいるのかしらん。





Pill box / Dvortygirl



2012年12月18日火曜日

まだ、紙のノートに手書きは必要だと思う


本当にシャープの目の付け所は、何処にいってしまったんだろうかと思う記事。

シャープ、1,000ページ保存できる手書き電子ノート - PC Watch:

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1万5千円出して、これを買う人っているのかしらん。どこに需要があるのか、しばらく考えたけれど、思い浮かばなかった。




物心がついてから、嫌、それ以前から、タブレットで入力することが当たり前の経験をした世代が出てくるまで、電子ノートは主流になりにくいと思う。
教育機関で強要すれば、無理やり主流にできないことはない。でも、その場合、思考の効率や質は劣化してしまうようで恐い。




認知行動療法っぽいことを、時々している。その時には、自分自身の行動記録とか、考えたりしたことを記録するように指導する。
で、その時には、ノートや手帳に手書きで記録するように説明する

手書きしてもらうことの目的は、思考のスピードをむりやり落とすことにある
暴走しがちな思考のスピードを落とすことで、自分の思考を認識してコントロールしやすくなる
これが肝。



Write / tosaytheleast




一方で、芯から身についていない手段(キーボード、フリック入力、タブレットに指で書く等)を使うと、エネルギーを取られ過ぎて、今度は思考の内容が薄くなってしまいそう。

自分は、キーボード入力でも十分考えることができると言う人は、少なくない。それは、それだけキーボードを使うことに時間をかけて、習熟しているから。
でも、IMEを違うものに替えるだけで、思考の内容も変わってくるはず。
そんなことを考えると、やっぱり不安定な手段じゃないかと思えてくる。



最初に学習を始めた時に、鉛筆上のもので、紙に何かを書くやりかたで始めたという事実は、やっぱり無視したらダメなんだと思う



壁にクレヨンで落書き!(2012/4/29) / yto





2012年12月10日月曜日

現実的な説明とは……

日本ハム“計算ずく”の戦略…最初に示した資料が決め手に (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース:

'via Blog this'

上のリンク記事からの引用

大谷の決心を最初に揺るがしたのが、11月10日の入団交渉で球団が大谷側に示した資料。「大谷翔平君 夢への道しるべ 日本スポーツにおける若年期海外進出の考察」と題した冊子はA4判25ページと別紙5枚にも及んだ。
引用終わり(文字の強調は、ブログ主がしました)


この資料、公開してくれないだろうか。できないだろうな。公にしにくいこと書いていそうだし。

日ハムも、大谷選手だから、ここまでの労力を割いたんだろうけどね。
他の指名された選手が、これを見たら、どう思うんだろうか。差別感みたいなの感じるんだろうかしらん?
ただ、実力ありきの世界だから、その点では納得しやすいのかも。


で、医療の中でも、患者さんへの疾患や治療についての説明をするのは、日常的なこと
時には、「説得」という色合いの強い説明をしなければならないこともある。

説明する時には、ある程度書式みたいなものがある場合もあるし、ホワイトボードなんかを使って適宜、即興的に説明をしていく場合もある。
いわゆるプレゼンのような資料作りをして望むことは、なかなかできないことも多いのでは

もちろん、資料作りにある程度労力をかけることができると、一定の効果は期待できそう
ただ、資料を作るかどうかを含めて、その作業に、どれだけの労力を使うかの判断が難しい。





診断から、治療法の選択、予後の予測まで、A4で30枚近くのプレゼン資料作って説明できたら、それは"あらゆる意味"で最強のムンテラになりそう

ただし、労力と結果のバランスが釣り合っているのかどうかという問題は残る。


そもそも、病名や治療に対する説明というのは、こちらが伝えたと思っている内容の3割も理解してくれていたら上出来という印象があるんだけどな。
どうなんだろう。


理解してもらえる比率を上げようとすると、資料を作る時に、普段の治療の考え方からかなり視点を変えて考えないと、より理解してもらうことは、難しいような気がする

それは、診断・治療技術とは、また違った技術になるだろうし……


presentation skills / o5com