2012年7月18日水曜日

間違った考え方なのかなぁ……


どんな所でも、どんな時にでも、「自分の病気が”治る”最高の治療が与えられる」という思いは、希望なのか、願望なのか、妄想なのか……



普段の診療場面でも、治療方針や内容については、それなりに説明をさせてもらっているつもり。

それでも尚、「私は、先生のやり方ではなくて、こういったやり方でやりたいんです」という姿勢の患者さんもいます。
こういう「すれ違い」が起こってくる場合には、転院などお勧めすることが多い。



Jim and Allison / mikecogh


「すれ違い」の解決には、思ったよりも、時間と手間が必要になるんだよね。
それだけのコストをかけることが、どんな時にもできるかどうか……

転院を勧めるという手段は、治療的には下手なやり方。それくらいは、わかっている。

医者は、目の前の患者さんの主治医であると同時に、他の患者さんの主治医でもある。だから、全体的なコストのバランスを、ついつい考えてしまう。

こういった考え方も、間違っているのかなぁ。

やれやれ。