2012年6月9日土曜日

実は、自分ルールだったりする


Twitterを見ていたら、

というつぶやきがあった。



anguish? / CB and GK



自分の場合、「表情が固い」、「表情変化が乏しい」ともに、カルテによく記載している。

ただ、このあたりの使い分けは、自分ルールになってしまっている

この場合だと、
様々な理由で(病的な)緊張状態が強い時に「固い」。
陰性症状が目立ち、平板な感情表出だと「変化が乏しい」と記載しているかな。




Worried / mbtphoto (away a lot)


なんで、自分ルールになっているのかというと、精神科医になった時から、こういった精神症状や評価のカルテ記載について、ほとんど指導らしい指導がされなかったから。

自分が所属した医局には、こういった精神病理というか、精神科診断学的なものについて、専門的(?)にやっている人がいなかった。
ということで、カルテ記載についても、細かな指導が入ることもなかったんだよね。

さすがに、記載の少ない手抜きカルテだと、叱責はあったけど。



こう考えてみると、やっぱり、精神症状や患者さんの状態評価に対する客観的な評価方法が乏しいのが、精神科臨床のある種の危うさを生み出している原因の一つだよね。

かといって、操作的診断基準が、それを補いきれるものでもない。

困ったものだと思いながらも、日々の仕事をやらざるをえないんだよなあ。