2012年5月14日月曜日

もっとキャラに厚みを : 「猿の惑星 創世記」DVD  視聴


「猿の惑星 創世記」。DVDで、視聴。




VFXの出来が凄くいいねぇ。ストーリー後半の展開は圧巻。 あまり考えすぎずに、素直に楽しむべき映画。

でも、正直言えば、もう少し期待はしていたんだけどね。
期待は上回ってくれなかった……

もう少し、キャラに厚みが欲しかった。何か、物足りなかった。



チャールトン・ヘストン主演の「猿の惑星」。それのエピソード0的な作品という立ち位置を意識ということは、よく分かった。
詳しくは知らないけれど、十分に元の作品の引用ができているみたいだし。

ただ、このストーリー展開ならば、「フランケンシュタイン」をオマージュして欲しかった。

人間側の主人公ロッドマンは、アルツハイマー病型認知症の父親を治すことが、自身の研究目標の一つでもある。
これは、自然の摂理に背こうとする行為だよね。


Rise_of_the_Planet_of_the_Apes-10 / aresryo



新薬を開発する過程で生み出されたのが、猿側の主人公シーザー。
シーザーは、成長するに従って、人間と変わらない理性を持ち、人間との戦いの中で自身の存在を確立していく。

要するに、シーザーは、研究者のエゴから生まれた怪物なんだよね。



Rise-of-the-Planet-of-the-Apes-Theatrical-Still-6 / aresryo


これって、「フランケンシュタイン」のストーリーの骨格と、よく似ている。そう、思いません?

「フランケンシュタイン」の文脈に沿って、ストーリーを展開していけば、人間側、猿側、それぞれの主人公に葛藤が生まれるはずなんだけど。

そしたら、キャラクターに厚みが生まれたような気がするんだけどなぁ。