2011年12月20日火曜日

安易なフレーズに逃げない


とある患者さんの心理検査結果のコメントを読んでいた。

『軽度発達障害の傾向がある』というフレーズが、何となく引っかかってしまう……

これって、「発達障害」という言葉を使わずに、コメントすることはできなかったのかしらん。
全般的な状態を把握するための手段として、心理検査を依頼したのだけで、発達障害の診断目的というオーダーは出していなかったんだけどねぇ。



うん、後数年したら、「軽度発達障害の傾向をベースとした、現代型うつ病」みたいな診断や評価が、世間を闊歩しそうな気がするんだけど。
杞憂かしらん

自分には、とても安易なフレーズのようにしか見えないんだけど。



KOKUYO のツインリングノート / yto



新しい概念や言葉が出てきて、よく使われだした時、その存在を無視してはいけない。
でも、安易に頼ってしまうのも問題だろうね。
単なる思考停止状態に陥って、十分なアプローチができなくなる危険性がでてくる。
それは、本当に危険なことだから。